中学生や高校生で何かスポーツに熱中している人たちへ。
感情論で、わけのわからん事言うてくる監督コーチ。
もうそんな時代は終わった。
結果を残すには、技術が大事。
気持ちで試合には勝てない。
熱くなれ。チームのために。みんなのために。
うざい。
私はそう思ってました。
結論…
自分のために行動する事が大事。
概要
- 絶対、日本一になれると思ってたのに…。
- 不運…審判のミスジャッジ
- 日頃の行いは結果につながる。
- 後悔…。
- 見返りを求めない。
- 自分のために行動する。
- まとめ
絶対日本一になれると思ってたのに…。
高校3年の時。人生で一番ソフトボールを頑張っていた時期だと思います。
実力的には本気で日本一を狙えるチームだったと思います。
私もそれを信じてものすごい集中力で初戦に臨みました。
まさかの2−1で初戦敗退。
相手の高校はその年日本一になりました。
負けた瞬間実感が湧かず、涙も一滴も出なかったです。
でもホテルに帰るバスの中で一人号泣。
今でも思い出すだけで本当に悔しい。
あの試合に勝っていたら…私のソフトボール人生も変わっていたかもしれないと思います。
審判のミスジャッジ
実はその試合、審判のミスジャッジで大きく試合の流れが変わりました。
2回、相手に有利な判定が起こりました。
当時、選手の親が審判にキレて喧嘩になるほど、明らかに判定はおかしかったですし、後からビデオを見ても完全に審判のミスでした。
とは言っても、審判も人間ですし、しかもソフトボールはマイナーな種目なので普通のおじさんが審判です。笑 インターハイとか大きな大会になると、審判の方々もかなり緊張されるようで…度々、疑惑の判定があります。
今でこそ、ビデオ判定などができ、審判のミスジャッジをなくそうという流れになっていますが、当時は審判の判定が覆ることはほとんどありませんでした。
「運も実力」的な感じで、審判の判定がおかしくても、審判の機嫌を損ねると、その後の判定がより不利になるという事で、うまくやるようにと教えられていました。
その当時は、審判のせいで私たちは負けた…。
なんて不運なんだ…。と思っていました。
美容師を始めてから、「原因と結果の法則」という本を読んだことで考え方が変わりました。
日頃の行いが結果につながる。
今思えば、そのミスジャッジは必然的に引き寄せてしまったのではないかという事です。
2つの不運なミスジャッジを受けた二人は、いつもチームの中でちょっとした亀裂を生み出す二人でした。
世間でもよく言われるように日頃の行いは返ってくるという事です。
実際、その試合で結果を残していた人は日頃、明るく地道に努力していた人たちでした。
その二人は、自分の気持ちが乗らないと人を巻き込んでネガティブに入るタイプでした。
後悔…。
この教訓を得て、私は実力だけでは勝てない事。
あの時、もっと厳しく言っとけば良かったな。とか…
もっと自信を持てるように、励ましておけば良かったな。とか…
色んな後悔が出てきました。
その当時の私は自分は自分。
ネガティブな考え方の人は、見下していたというか、関わろうとはしていませんでした。
できない奴は根性が足らんからや…的な考え方でした。
私が言ったところで、この子たちは言い訳するだけし、悲劇のヒロインみたいになってめんどくさいから言わんとこう。
ここにエネルギー使うくらいやったら、自分の練習している方が意味があるわ。と思って距離を置いていました。
キャッチャーで副キャプテンをやっていたので、監督や先輩には、お前はもっと指摘せなあかん!と怒られていました。
当時の私は、言ったところで自分の気分が悪くなるだけで、相手は反抗的になったり、ギクシャクしたり、めんどくさいことだらけで、良いことないやん。
たまに勇気を持って指摘してみても、私がせっかくアドバイスしてあげたのに、何も変わらないとか、言っても聞いてくれないと不満を持っていました。
見返りを求めない。
私は間違っていました。
監督たちが言うように、自分が思った事は伝えるべきでした。
その当時、私が引っかかっていたのは…
私が指摘してあげてんのに、何も変わってくれへん。
どーせ変わらんのに、なんで言わなあかんねん…と思っていました。
『人は変わってくれる。』
私は、そこに期待する事が間違っていたと思います。
人は変える事ができません。
じゃあ伝えたり、指摘する意味ないやん。
そうでもありません。
自分のために行動するのです。
どうせ自分が言っても、あの子は変わらない。
と諦めて行動に移さないのではなく。
その人のために行動を起こしたり、声をかけてあげたりする事は、自分のためになるのです。
その人がやるかやらないかはその人次第。
そこに執着すると自分の行動が止まってしまいます。
自分がそこで行動できた事、その人に伝えられたという事が大事です。
やり切った、完了した事で、自分自身は前に進めます。
言わない事、伝えない事は、自分が後で後悔します。
それを言えない、伝えない事で自分にストレスが溜まります。
でも、「その人が変わるか変わらないかはその人が決める。」という前提で、人に指摘をしたり、自分の思ったことを伝える事は、「人を変えよう!」と思って、行動する時と比べてすごく簡単になります。
そもそも、人に悪いと思うことを指摘する、自分の思いを伝える、という事は愛がなくてはできない事です。
ぜひ、この人はもっとこうした方がいいのにな。って思う事は伝えてあげましょう。
でも、変わるか変わらないかはその人次第。
せっかく伝えたのに変わってくれない…と愚痴をこぼすのもやめましょう。
私は、今日も人のために良いことしたと、自分を褒めてあげればいいと思います。
その日、その時で、自分が気になった事は全て伝える。または行動し、先延ばしにしないと意識する事。
そうすれば、毎日何かを達成できた事になり、明日何かに挑戦できる事になります。
もし、その人が自分の一言で変わってくれたらラッキーです。
もしかしたら…言いにくい事なのに、言ってくれてありがとう!と感謝してくれるかも知れません。
きっとその人は一生の友達になると思います。
もし、その人が変わってくれなくても、根に持たず明るく接してあげましょう。
いつかその人が気づいた時に、自分のことを思い出してくれるかも知れません。笑
まとめ
- 日頃の行いは、結果に出る。
- 自分は自分。他人のことを気にしないようにしていても、結局気にしている。
- 自分が行動できず、言動できず、できない自分を責めてしまう毎日が続くと、自信もなくなりドンドン動けなくなってしまう。
- 人を変えようと思わなくていい。
- その日、その時で、自分が気になった事は伝える、または行動し、先延ばしにしないと意識する事。
- 見返りを求めないことで、人に伝える、指摘することへのハードルが低くなる。
- 愛を持って、人に指摘する事は自分のためになる。
高校生の時の私は、自分にはとても厳しかったですが、チームメイトに自分の思っていることを伝えるという事が欠けていたと思います。
もし、その時に私が伝えていたら…
『日本一になっていた!』
もしくは、
『やっぱりあいつら変わらんかった!でも私にできる事は全てやった!』
結果はどうあれ、行動できていれば、今のように後悔する事はなかったと思います。
「そんな気にする事ない。明るい気持ちで、軽く伝えるんや。自分が思ってるほど対した事ない。それを吐き出す事で、誰よりも自分がラクになるで。伝えたもん勝ちや。」
今の自分が、高校生の自分に声をかけるとしたら、こんな感じになりますかね?笑
めっちゃ関西弁やけど。なんかおもろいな。ブログ楽しいな。
AKANE